令和6年度醸造　無濾過生原酒
全国でも限られた特約店のみに蔵出しされる限定醸造の
特別純米無濾過シリーズは、従来の新潟清酒にあった
淡麗辛口のイメージとは一線を画し、
米の旨みを存分に引き出した力強い濃厚な味わいを
特徴とする鶴齢の人気シリーズです。


『越淡麗』は、新潟県を代表する
酒米「五百万石」と、酒米の王「山田錦」を
掛け合わせて造られた、超サラブレッド品種です。

原料米：新潟県産越淡麗100％
精米歩合：55％
アルコール度数：17度(生原酒)


新潟県南魚沼市　青木酒造　
創業　1717年(享保2年)
新潟県の魚沼地方は、
日本有数の豪雪地帯であります。
冬になると大陸からの季節風がやって来て、
周りを囲む高い山々に激しく吹き付け、
多量の降雪を大地にもたらし、
毎冬人間の背丈以上にも積もる大雪地域です。
そこに300年にも及ぶ
酒を醸す青木酒造はあります。


鶴齢では、目標とする酒に
２つのこだわりが掲げられています。
「雪国ならではの味の発信」と
「米のもつ特徴をとらえた酒造り」です。
魚沼の料理は昔の名残から
冬の間保存が効くものが多く、
よって甘醤油の味が主体となります。
また、雪国で汗をかき仕事をする
人たちにとって塩分は必要である
という考えから、鶴齢の酒は地元文化にあった
「米本来の旨味を引き出す味わい」
を目指した酒造りを行っています。
その為、淡麗辛口のイメージが
強い新潟清酒の中にあって、
酒本来の旨みを残した
旨口の酒が醸されています。