蔵からすぐの瀬戸内海は、有名な牡蠣をはじめとする
魚介類がとれる豊かな海。
洋風の料理にあうお酒をつくりたい。そんな思いから、
今まで全く作ったことのないお酒の開発に挑みました。





思い浮かべたのは、生牡蠣にレモンを搾るイメージ。
レモンのような爽やかな酸味を持つ酒ができれば、
富久長のイメージにもふさわしいものとなると考えました。

そこで着目したのが焼酎製造に主に使われる、
クエン酸をたくさん作る白麹。
日本酒製造に通常用いられるのは黄麹なので、
日本酒の概念を覆してくれるお酒となります。

高い酸味がコンセプトのため、従来の日本酒とは
味わいが全く異なります。マリアージュとしては、
牡蠣をはじめとする魚介類のお料理のほか、
白カビのチーズなどとも好相性です。
日本酒ならではの懐の広さで
色々なお料理と好相性を見せますので、
新しい組み合わせを発見するのも楽しみです。

2018 フランス KURA MASTER「純米酒」部門にて
出品酒中TOP5 最高位プラチナ賞受賞


精米歩合：70％　
アルコール度数：13度
麹：白麹

広島県東広島市　今田酒造本店
創業：明治元年