芯までじっくり焼いた「焼き芋」は、蒸した芋に比べて、
水分量が少なく、焼酎のもととなる、
もろみは粘りが強く、固くなります。
このため、もろみ成分を均一にするための
櫂(かい)入れの作業は、普段よりも力を使う仕事となります。
貴重な原料と、蔵人の汗から生まれた
この「紫芋のやきいも焼酎」は、
まるで果実のようなフルーティな香りです。
芳醇な味わいと、喉越しの良さを、
ロックや水割りで、ぜひお楽しみください。
原料:鹿児島県産 紫芋 焼き芋
アルコール度数:25度
*櫂(かい)入れとは、酒母や醪などの原料(水と麹と蒸米)を
櫂棒でかき混ぜる操作をいいます。
櫂入れの目的は、醪の溶解と発酵作用との調和を図ることです。
霧島町蒸留所 鹿児島県霧島市
創業:1911年(明治44年)
日本で最初の国立公園に指定された霧島のふもと、
この大自然に囲まれた地に、蔵はあり、とても美しいところです。
蔵の名は、2005年11月7日の霧島市への市町村合併で
なくなってしまった「霧島町」の地名を残したいと、
霧島町蒸留所という社名に変更しました。
天孫降臨で知られる霊峰、高千穂峰が、蔵からよく見え、
四季折々の表情とその壮大な姿は、見る人に感動を与えます。
焼酎造りに関しては、江戸がめ54本を所有し、
創業からずっと受け継がれてきた、同じ形は二つとない、
手造りの和がめを使用しています。
仕込み水は、1000m級の霧島連山の大地のフィルターによって、
磨き清められた、ミネラル豊富な水で仕込んでおります。
1,800mlはこちら